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消化器がんの診断と治療

診断
ICG蛍光カメラ

ICG蛍光カメラ

食道がん、胃がん、大腸がん、消化管間質腫瘍(GIST)をはじめ、一般的に早期診断が困難とされる肝がん、胆のうがん、胆管がん、膵がんなども、PET-CTやIVR-CT、造影超音波検査など最新の検査機器を駆使し、極めて微細な病変をも見出し、早期の発見と治療につなげてまいります。

内視鏡検査は、苦痛の少ない細径経鼻内視鏡をはじめ、ハイビジョン内視鏡、拡大内視鏡、超音波内視鏡、カプセル内視鏡など、最先端の内視鏡機器を用います。最近では、ICG 蛍光法を用いたカメラでの肝臓がんの術中診断(図1)、胃がんのリンパ節転移の術中診断(図2)、食道がん手術の再建に用いる胃管の血流評価(図3)を行っており、手術中に最良の術式を選択する方法として活用しております。

(図1) ICG蛍光カメラで肝がんが白く光っている

(図1) ICG蛍光カメラで
肝がんが白く光っている

(図2) 胃がんのリンパ節転移が白く光っている

(図2) 胃がんのリンパ節
転移が白く光っている

(図3) 胃管の先端まで白く光っている

(図3) 胃管の先端まで
白く光っている

治療

食道、胃、大腸などの早期のがんに対しては、可能なかぎりEMR(内視鏡的粘膜切除)、特にESD(内視鏡的粘膜下層剥離)法を施行しています。EMRの適応とならない早期がんは、胸腔鏡や腹腔鏡などによる鏡視下手術をセンチネルリンパ節検査とともに施行し、患者様への手術の影響を少なくするように努めています。
進行したがんでは、標準的な治療、さらには徹底した拡大手術を施行して根治をめざすとともに、進行度や根治度に応じて、化学療法(抗がん剤)、放射線療法、緩和治療などを組み合わせる治療も行っています。

肝臓や胆のう・胆道、膵臓のがんに関しては、原則的に手術で根治的な治療を行いますが、ラジオ波治療、動脈塞栓術、動注化学療法、化学療法(抗がん剤)、放射線療法などの治療も積極的に行っています。
特に、原発性肝がんでは、経験豊富な肝臓外科医と消化器内科医がひとつのチームとなり、肝機能と腫瘍の個数、部位に応じて、どの治療が患者様に最適かを判断して、手術、ラジオ波治療、肝動脈塞栓術などの治療を精力的に行っています。
さらに、看護師、管理栄養士、薬剤師、理学療法士、歯科医師がともに栄養管理、感染対策、呼吸訓練、嚥下訓練、口腔内管理、緩和ケアなどチーム医療を行うことで、がん治療をサポートしています。

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