診療科のご案内

ホーム > 診療科のご案内 > 血液内科

  • 診療科のご紹介
  • 医師案内
  • フロアマップ

血液内科

2017年度に豊富な診療経験を持つ3名の血液内科専門医が新たに赴任し、血液内科診療体制が整いました。当科では、悪性リンパ腫や急性・慢性白血病、多発性骨髄腫、貧血、出血傾向等、様々な血液・リンパ組織の疾患に対し幅広く診療を行っています。

近年、血液疾患の治療成績は、診断技術の進歩や、新しい分子標的薬や抗がん剤の臨床応用により劇的に向上しています。特に、悪性リンパ腫、多発性骨髄腫、慢性骨髄性白血病の治療成績の向上は目覚ましいものがあります。しかし、血液疾患は多岐に及び、さらに悪性リンパ腫などでは細かい病型に分かれ、治療期間は長期間に及びます。また、治療に伴う副作用も大きな問題となります。そこで、正確に病態を把握して適切な薬剤を選択するとともに、患者様の背景やご希望を考慮した最適な治療戦略を立てて治療することを心がけています。

対象疾患

血液・リンパ組織に関わる全ての疾患を対象としています。

悪性リンパ腫
国立がん研究センターの2016年度のがん罹患率予測によれば、悪性リンパ腫は全がん腫の中で8位を占め、今や決して珍しい病気ではありません。リツキサン®等の有効な薬剤の出現により大幅に治療成績が向上していますが、悪性リンパ腫は実に数十種類もの亜型にわかれ、それぞれにより治療方針が異なります。そこで診断を確実に行い、それに従った治療方針を決定し、治療を行います。最も頻度の高いB細胞性リンパ腫では、リツキサン®と化学療法の併用療法であるR-CHOP療法を標準的治療として行い、さらに病型や年齢等に応じた治療戦略を立てて参ります。

急性白血病・骨髄異形成症候群
患者様にあった最適な化学療法や支持療法を行います。これらの疾患では長期間に渡る治療が必要となり、副作用対策もとても重要になります。医師や看護師、薬剤師等、多職種からなるがん治療専門のスタッフがサポートします。同種造血幹細胞移植が必要と判断される患者様は、移植施設と密接に連携を取って治療を進めていきます。

慢性骨髄性白血病
グリベック®やタシグナ®、スプリセル®等の選択的チロシンキナーゼ阻害薬の登場により劇的に治療成績が向上しました。今では、これらの薬剤を数年間内服治療することにより、治療をやめることができる患者様もいらっしゃいます。患者様に合わせた最適な薬剤を選択して治療致します。

骨髄増殖性疾患
真性多血症や本態性血小板血症でも画期的な新しい薬剤が出て治療成績が向上しています。しかしこれらの疾患の初期の患者様では特に増加した細胞を減らす治療は必要ではなく、血栓症予防のための抗血小板薬や、多血症では血液の一部を取り除くしゃ血療法が中心となります。中等症以上の患者様では増加した細胞を減らす薬物療法を行います。

多発性骨髄腫
近年、ベルケイド®やレブラミド®等、数多くの画期的な薬剤が登場し、治療成績が大きく向上しています。これらの薬剤を効果的に組み合わせて治療を行います。自家末梢血幹細胞移植が必要な患者様は、移植施設と連携を取って治療を進めていきます。

貧血
貧血を来す疾患には、鉄欠乏性貧血、溶血性貧血、ビタミンB12欠乏性貧血、再生不良性貧血など多くの疾患があり、それぞれ治療が異なります。健康診断で貧血を指摘された方など、お気軽にご相談下さい。

出血性疾患
様々な原因による血小板減少症や、特発性血小板減少性紫斑病、先天性・後天性血友病、凝固異常症などが治療対象となります。特発性血小板減少性紫斑病では、患者様の状態に合わせて適切な治療を行います。

患者様へ

「首やわきの下のリンパ節が腫れてきた」、かかりつけの先生から「リンパ腫の可能性がある」などで精密検査を勧められた場合には、お気軽に当科外来を受診してください。また、健康診断などで「白血球が少ない」、「白血球が多い」、「貧血がある」、「血小板が少ない」などを指摘された場合もご相談ください。

当科ではリンパ腫の正確な病理組織診断を行い、PET-CT検査などを使用した病期分類が可能であり、そのリンパ腫のタイプに適した抗がん剤による化学療法、分子標的療法(リツキサン®など)、放射線治療などの施行が可能です。日本骨髄バンクの移植調整医師もおり、同種造血幹細胞移植の経験も豊富ですので、造血幹細胞移植が必要となった場合には、移植専門病院と協力して治療を進めて参ります。

診療にあたって、わかりやすい説明を心がけています。患者様にご自身のご病気や治療法などについて充分にご理解いただいき、治療の選択肢を決めていただきたいと考えております。

地域の先生方へ

血液の異常やリンパ節腫脹を認めた患者様をご紹介ください。また、診断がつかなくても検査所見などからリンパ腫等の疾患が疑われる場合もご紹介ください。

血液疾患では慢性的な経過を取る疾患も多く、かかりつけ医の先生方との連携がとても重要となりますので、ご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

セカンドオピニオン

悪性リンパ腫、白血病、多発性骨髄腫をはじめとして、全ての血液疾患の治療方針に関するセカンドオピニオン外来も積極的に行っております。患者様をお気軽にご紹介くださいますようお願いいたします。

外来医師担当表
曜日
午前 東ヶ崎 絵美 小林 幸夫 中世古 知昭 小林 幸夫

午後 中世古 知昭 小林 幸夫 東ヶ崎 絵美 小林 幸夫

【特記事項】

※2階、[10]形成外科にて診察しています。

ご予約・お問い合わせ
電話03‐3451‐8121(代表)
※9:00~17:00の間にお願いいたします。

PAGE TOP