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脳血管障害の外科治療

脳血管障害は生命に危機的状況をもたらすだけでなく、寝たきりになったり、自由な行動を制限したりする原因になります。適切な治療により健康寿命を延ばすことが可能になります。当科で行っている代表的な外科手術をお示しします。


くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤(のうどうみゃくりゅう)の外科治療
63歳女性、左眼視力低下で発症

<画像所見>
右 MRI画像

右 MRI画像

CT画像 左

左 CT画像

脳血管撮影画像

脳血管撮影画像
左眼の奥に大きな動脈瘤認める。

造影三次元CT画像

造影三次元CT画像
(動脈瘤)

<手術方法>
右 MRI画像

左前頭側頭開頭で動脈瘤クリッピング術を行った。
手術中は脳血管撮影装置を用いたHybrid手術を施行し、動脈瘤の消失を手術中に確認する。

右 MRI画像

Hybrid手術

CT画像 左
CT画像 左

手術中MEP(運動神経)VEP(視力)モニタリングで術後の視力低下や手足の麻痺を予防する。

<実際の手術所見>
動脈瘤(矢印)

動脈瘤(矢印)

クリップ留置(瘤の消失:矢印)

クリップ留置(瘤の消失:矢印)

<手術中の脳血管撮影画像>
(手術前)

(手術前)

クリップ留置後、瘤(こぶ)は消失

クリップ留置後、瘤(こぶ)は消失

(手術後)

(手術後)

術後CT

術後CT

術後CT

患者様は術前からあった左視力低下以外に神経症状なし。元気に自宅退院された。



脳梗塞の原因となる頚動脈狭窄症に対して内膜剥離術を行う
56歳男性、左半身麻痺で発症した。

<術前画像所見>
(手術前)
術後CT

右側で頸部内頚動脈が細くなっているため右脳に脳梗塞を生じた。

<手術所見>

手術で血管の内部で肥厚した内膜を除去する(内膜剥離術)。

右頚動脈の露出

右頚動脈の露出

内部に充満したプラーク

内部に充満したプラーク

プラーク除去

プラーク除去

血管壁縫合

血管壁縫合


<術後画像所見>
術後造影CT

術後造影CT

術後MRI拡散強調画像

術後MRI拡散強調画像

頸部狭窄は解消しており、新たな脳梗塞など生じていない。


<術後脳血流検査(SPECT)>
術後造影CT

脳血流は正常に保たれている。

もやもや病に対する頭蓋内外脳血行再建術

もやもや病は原因不明の進行性脳内血管狭窄疾患であり、国によって難病指定されている病気です。典型的には小児や若年成人に起こり、脳虚血(脳梗塞)、脳出血を生じます。頭蓋内外脳血行再建術(バイパス手術)が必要な場合があります。

38歳、もやもや病、左半身一過性脳虚血発作

<画像所見>
頭部MRI

右 頭部MRI

頭部MRA(脳血管の脱落、赤丸部)

左 頭部MRA(脳血管の脱落、赤丸部)

頭皮の血管(浅側頭動脈)

頭皮の血管(浅側頭動脈)

頭部MRI
頭部MRA(脳血管の脱落、赤丸部)

頭皮の血管を脳表の血管に吻合する。

<実際の手術>
浅側頭動脈と脳表の血管

浅側頭動脈と脳表の血管

頭皮と脳表血管の吻合

頭皮と脳表血管の吻合

術中蛍光撮影でバイパス血流の確認

術中蛍光撮影でバイパス血流の確認

脳表を筋肉で覆う。

脳表を筋肉で覆う。

<術後画像検査>
術前MRA

術前MRA

術後MRA

術後MRA

術後はバイパス血管が脳内に向かって出現している(赤丸印)。


<術後脳血流検査(SPECT)>
術前術後

術前                     術後

術前血行不良であった領域(オレンジ部)が術後には血流改善(緑色)している。患者様の症状は消失し、社会復帰された。

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