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国際医療福祉大学 三田病院

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2015/07/27

第41回健康セミナー開催レポート

7月18日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第41回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第41回健康セミナーでは、「もの忘れ〜認知症治療への期待〜」というテーマで、神経内科 後藤 順(ごとう じゅん) 医師が講演をしました。今回は認知症とその治療薬について少し学術的なお話をしていただきました。認知症発症例の86%はアルツハイマー病と血管性認知症に起因しているそうです。血管性認知症とは脳の血管障害によって起こります。いわゆる脳梗塞や脳出血が原因となりますので、生活習慣を見直して高血圧や脂質異常症や糖尿病に気を付けることが予防法となります。アルツハイマー型の認知症は完治できないとされており、現在許可されている薬物の大半はコリン作動性薬物です。これは神経伝達物質の減少を阻止する働きがあります。
この他最近はいろいろな薬が開発されています。アルツハイマー病は特殊なたんぱく質によって神経細胞が壊され、脳が委縮していきます。原因となるたんぱく質であるアミロイド、タウたんぱくを標的とする薬の開発も進んでいます。日本でも多くの治療薬が開発されており治験件数も増えています。しかし、その中から市販が認められるまでには臨床薬理試験、探索的試験、検証的試験というステップを経なければならず、最終的に成功する割合は0.4%とのことです。
講演後のけんこう体操は頭を使ったストレッチを行いました。両腕を前後に出しながらグ−、チョキ、パーを交互に出すなど、難しい動きをして頭の運動をしました。体操は少しずつでも続けることが大切です。

講演風景

けんこう体操

次回は2015年8月22日(土)、予防医学センター 齊藤英子医師を講師に迎え、「がんの早期発見可能」は真実なのか?〜大人の女性が知っておくべき婦人科がんのこと、がん検診に向くがんと向かないがん〜」のテーマで講演会を開催する予定です。
がん検診で見つかり治療して効果があがる「がん」の種類はごく限られています。また、検診という点からみると「がん」はいくつかのグル-プに分けられます
 @検診で早期に発見でき、それに対して有効な治療があるもの
 A検診以外の方法で早期に発見できる方法があり、治療法もあり、検診は効果的でないもの
 B早期に発見できる検診方法がなく、また有効な治療がなかなかできないもの
さて、私たち婦人科が治療を行う主な「がん」には子宮頸がん、子宮体がん、卵巣がんの3つがあります。そしてこれらはそれぞれ上の@ABのいずれかにあたります。どれがどれにあたるか、お分かりになりますか?今回、婦人科が扱う「がん」とその検診の有効性と限界についてお話し、また今話題になっている遺伝性乳癌・卵巣癌症候群のことにも触れたいと思います。女性自身は勿論、家族のためにも是非知っておいてください。

どなたでもご参加いただけますので、どうぞご参加ください。


◎お申し込みは、お申込みフォームまたは総務企画課までお電話でお願いいたします。
TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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