新着情報

ホーム > 新着情報一覧 > 第44回健康セミナー開催レポート

〒108-8329
東京都港区三田1-4-3
国際医療福祉大学 三田病院

  • お問い合わせ
  • よくあるご質問

新着情報

2015/11/02

第44回健康セミナー開催レポート

10月24日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第44回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第44回健康セミナーでは、「胃がん、大腸がんの予防と治療」というテーマで、外科・消化器センター池田佳史医師、似鳥修弘医師が講演をしました。
悪性新生物(がん)は死因別死亡数全体では第1位であり、全死亡原因の約3分の1を占めます。2015年のがん罹患数予測では大腸がんが第1位、胃がんが第3位となっています。今回はこれら大腸がん、胃がんについてのお話を伺いました。

前半は大腸がんについて似鳥修弘医師が講演をしました。大腸がんはできる部位によって現れる症状が違うそうです。右側にできたがんは比較的症状が出にくく、検便だけでは見つからないこともあるそうです。左側にできたがんは血便や腹痛、下痢と便秘を繰り返すなどの症状が見られるそうです。定期的な検診と、気になる症状がある場合は早めの受診が大切です。手術が必要な場合、当院では現在9割以上が腹腔鏡で行われています。腹腔鏡下大腸手術では、小さな開腹創で早期の術後歩行や経口摂取が開始できる利点があります。
次に胃がんについて池田佳史医師が講演をしました。胃がんは食塩とピロリ菌感染が大きく関わっているそうです。ピロリ菌の検査や除菌方法について詳しく説明していただきました。がんに侵された胃の様子や治療の様子を映した動画も見ることができました。最後にがんの予防についてのお話がありました。ユーモアあふれるお話でお酒、たばこ、食事、運動、体重の5つのがん予防のポイントを説明していただきました。
講演後には、リハビリテーション室スタッフによる、けんこう体操を行いました。全ての基本となる呼吸法を学びました。

池田医師の講演

似鳥医師の講演

次回は2015年11月21日(土)、乳腺センター 柳裕代医師を講師に迎え、「乳がんの早期発見から個別治療まで」のテーマで講演会を開催する予定です。
乳がんは日本人の女性のがんで最も多く、死亡率も今の医療をもってしてもまだ減少していないのが現状です。しかし、それは同じ乳がんでもかなり性格に差があり、個別の治療がされていなかったことが原因の1つとされています。数年前からその性格別の治療が確立されはじめましたが、乳がんは比較的予後が良く、この治療の結果がでるのに10年はかかると言われており、死亡率の改善に追いついていない一因とも言われています。しかし、ごく普通の乳がん(日本人の6割から8割)は治癒の可能性が高い、本当は大人しい疾患なのです。
現在ではこのがんの性格を術前から把握し、個別治療を行っていくことが標準治療として行われるようになってきました。性格とはホルモン感受性(効きやすさ)、抗がん剤の感受性、腫瘍自身の悪性度、果ては遺伝子変化まで、多岐に渡ります。当院では各々を検討し、その人それぞれにあった乳癌の個別治療を行っています。それでも乳がんも早期発見が大切なことは言うまでもありません。
現在話題になっている中間期乳がん(乳がん検診を受けてから2年後の検診までの間に発見された乳がん)について、そして乳がん検診の諸問題についてもお知らせしたいと思います。また遺伝性乳がんや特殊な乳がんについてもお話します。

どなたでもご参加いただけますので、どうぞご参加ください。


◎お申し込みは、お申込みフォームまたは総務企画課までお電話でお願いいたします。
TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

PAGE TOP