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国際医療福祉大学 三田病院

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2016/06/23

第51回健康セミナー開催レポート

質疑応答

けんこう体操

6月18日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第51回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第51回健康セミナーでは、「血液疾患の診断と治療〜貧血と悪性リンパ腫を中心に〜」というテーマで、血液内科 新津望医師と田苗健医師が講演されました。前半の貧血については田苗医師に、後半の悪性リンパ腫については新津医師にそれぞれ詳しく解説していただきました。


貧血という疾患名を私たちはよく耳にすることがありますが、貧血とは血液中の赤血球成分が不足した状態をいい、健康診断などでもなじみの深いヘモグロビン濃度が重要な指標となります。貧血の原因はたくさんありますが、今回は血液がつくられなくなるタイプの貧血について特に2種類、鉄欠乏性貧血とビタミンB12不足でおこる貧血を取り上げ、その原因や治療法について教えていただきました。お話をきいて強く印象に残ったことは、決して貧血を放置してはいけないということです。なぜなら、貧血は悪性腫瘍などの疾患が原因でおこる場合があるからです。貧血は身体の不調を示す重要なサインであり、血液内科ではあらゆる疾患を原因として想定し、他の診療科とも連携して診療にあたってくださることが分かりました。

一方、悪性リンパ腫はあまり知る人の少ない疾患かもしれませんが、人口10万対比の発症率でみると、急性白血病の3倍以上、再生不良性貧血の5〜10倍もあり、発症もリンパ組織からだけでなく、毛髪、歯、爪以外のあらゆる組織から発症する可能性があります。治療法は抗腫瘍薬による化学療法が中心となりますが、その開発は日々進んでおり、最新の治療法には患者様と同様に医療スタッフも大きな期待を寄せています。しかし、最新であればあるほど、長期間治療を続けた後の結果については未知のこともあり、治療法の選択肢は一つとは限らないそうです。治療にあたっては主治医を信じることが最良の選択肢である可能性があり、悩むようであればセカンドオピニオンに相談するという姿勢でいることが大切あると教えていただきました。血液内科の医師としては、主治医という立場でも、セカンドオピニオンという立場でも、一緒に良い方法を考えていきたいというお話がありました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は上半身と下半身、それぞれにポイントをしぼった運動が紹介され、運動後は全身がすっきりしました。気軽にできる簡単な運動ですから日常生活にも取り入れていきたいと思いました。


次回は2016年7月16日(土)、泌尿器科 大東貴志医師を講師に迎え、「夜中に何回もトイレに起きる ―これって病気?」のテーマで講演会を開催する予定です。

加齢とともに、夜中にトイレに起きる回数が増え、お悩みになっている方は多くいらっしゃいます。夜間に何回も起きると昼間に疲れがでて仕事に支障が生じたり、運転中に眠くなったりするなど危険にもつながります。また、お年寄りの場合は、暗い中で起きることによって転倒や骨折などの原因にもなります。
夜間の排尿回数が増える原因は様々で、多くの事柄が関わっており、治療法もそれぞれ異なっています。原因の主なものは、夜間の尿量が多いこと(夜間多尿)や、睡眠障害、そして過活動膀胱や前立腺肥大症といった泌尿器の病気などです。 本セミナーでは、夜間頻尿に関する様々な原因を解説するとともに、医療機関にかかるタイミングや治療法についてもお話しいたします。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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