新着情報

ホーム > 新着情報一覧 > 第56回健康セミナー開催レポート

〒108-8329
東京都港区三田1-4-3
国際医療福祉大学 三田病院

  • お問い合わせ
  • よくあるご質問

新着情報

2016/11/22

第56回健康セミナー開催レポート

質問に答える羽鳥医師

けんこう体操

11月12日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第56回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第56回健康セミナーでは、「膵嚢胞といわれたらどうする?」というテーマで、消化器センター 羽鳥隆医師が講演されました。
はじめに、健康診断などで膵嚢胞を指摘されることがありますが、膵嚢胞の多くが膵管内乳頭粘液性腫瘍(IPMN)という膵腫瘍である可能性があるため、膵嚢胞はIPMNとして扱ったほうが無難であるというお話がありました。IPMNは徐々にがん化したり(IPMN由来膵がん)、IPMNのがん化とは別の通常の膵がん(IPMN併存膵がん)が発生したりする可能性があるため、慎重に経過観察をする必要があるそうです。IPMNの種類は3つあります。膵管は川と同じような構造になっていて、本流に当たる主膵管が太くなる主膵管型、支流に当たる分子膵管が袋状に拡張する分枝型、これらの混合型です。IPMN由来膵がんは主膵管型や混合型に多く発生しますが、悪性度の高いIPMN併存膵がんは分枝型に多く発生します。分枝型IPMNは分枝膵管が袋状の形態を示すため単に膵嚢胞と診断されることが多く、このことがIPMN併存膵がんをみつける機会を逃してしまうと考えられるそうです。IPMNの治療はがん化の予防、がんの治療、症状(膵炎)の除去を目的に行われますが、有効な薬物治療はなく外科手術しかないそうです。ゆっくり発育する腫瘍であるため、手術のリスクだけでなく年齢も考慮して手術するか否か決定すべきとのことでした。膵嚢胞といわれたら、IPMNを念頭において定期的にチェックすることで、膵がんを治療できる早い段階でみつけることができるということが理解できました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。身体を動かすと気持ちまですっきりし爽やかな気分になります。教えていただく体操は椅子に座ったまま簡単にできるものですから、気分転換をしたい時などにも取り入れてみたいと感じました。

次回は2016年12月17日(土)、整形外科 須田康文医師を講師に迎え、「外反母趾って病気?治るの?」のテーマで講演会を開催する予定です。

外反母趾とは、母趾の先端が第2趾側に曲がって見える変形で、65歳以上の日本人女性の3人に1人の方に発生するとされています。遺伝、加齢などの内的因子と靴に代表される外的因子が発生に関与します。
変形が進んでいても症状の少ない方、変形が軽度でも母趾に強い痛みを訴える方など、変形と症状が必ずしも一致しないことがしばしばです。また外反母趾が引き金となって、足裏の痛みや第2趾の脱臼を生じることや、歩きづらさを自覚することもあり症状は多彩です。
本セミナーでは、外反母趾の変形はなぜ生じるのか、なぜ痛みや機能障害が発生するのか、そのメカニズムについて詳しくお話します。さらに、外反母趾の進行を防ぐ方法、症状を和らげる方法、変形を矯正するための手術法についても解説します。
外反母趾は男性にも少なからず発生することが最近わかってきました。若い方にも発生します。男女、年齢を問わず、母趾の形が気になる方、是非お集まりください。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
TEL 03-3451-8123(人事総務課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

PAGE TOP