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国際医療福祉大学 三田病院

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2017/06/07

第62回健康セミナー開催レポート

丁寧に解説する樋口医師

けんこう体操

5月13日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第62回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第62回健康セミナーでは、「抗がん剤治療にまつわる諸問題:説明を聞いてもなんだかよく分からない事」というテーマで、消化器内科 樋口肇医師が講演されました。

抗がん剤治療は近年著しく進歩していますが、他の疾患に対する薬物治療と異なる点は、「決して軽くはない副作用が伴うことを受け入れたうえで行われる治療である」、また治癒を目指すケースは少なく「延命あるいは緩和的な目的で行われることが多い治療である」ということだそうです。したがって、根治切除後の術後化学療法を除いては、期間を定めて行うことはなく、抗がん剤投与を行うことによる利益(腫瘍縮小、延命、症状緩和など)が、不利益(副作用、身体的あるいは精神的負担)を上回っている限り、投与を継続することが一般的で、不利益が上回るようになったら、治療方針を変更していきます。抗がん剤治療にあたり副作用軽減などの目的から、食事の内容や特定の栄養補給、あるいは民間療法などの併用を考える方もいらっしゃるそうです。

食事に関してはバランスの良い食事が最も有効で、何か単独の食品や栄養素によって著しい成果が上がるケースはまれと思われるそうです。また、近代西洋医学に併用(補完)あるいは代替して用いられる施術や治療を補完代替療法と呼ぶことがあるそうですが、こういったものは経済的・心理的・体力的な側面からも利益と負担のバランスを考え、主治医とよく相談し適切な方法を選択するとよいそうです。理解して始めた抗がん剤治療も、治療経過中に不安や疑問が出てきて中断してしまうケースもあるそうです。どんな小さな不安や疑問もうやむやにせず、医師に相談して解決し、納得したうえで治療に取り組んでいくことが大切であると理解できました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。毎回違った体操を教えていただけるので、自分に合った体操を見つけて、思いついたときに取り組んでいます。

次回は6月10日(土)、脳神経外科 河島雅到医師を講師に迎え、「切って治す脳卒中」のテーマで講演会を開催する予定です。

脳血管障害は非常にありふれた病気です。代表的なものに、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血があります。病気による死亡率は年々減少傾向にありますが、皆さまの日常生活の質を落とす大きな原因になっています。近年治療技術や手術機器の発達により、脳血管障害の手術が安全に行えるようになってきました。脳卒中は病気になってから治療を始めることも多くありますが、病気になる前に予防治療を行うこともあります。本セミナーでは切って治す脳卒中について、皆さまにわかりやすく解説いたします。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
TEL 03-3451-8123(人事総務課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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