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国際医療福祉大学 三田病院

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2017/08/31

第65回健康セミナー開催レポート

講演の様子

けんこう体操

8月19日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第65回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第65回健康セミナーでは、「知っているようで知らない肉腫のお話‐見えてきた治療への手がかり‐」というテーマで、肉腫センター 高橋克仁医師が講演されました。

肉腫とは身体の内部にある軟部組織と骨組織から発生するがんで、がん患者の2%と少なく、「希少がん」と言われています。肉腫のうちの軟部肉腫は肉腫全体の85%を占め、最も医療困難な希少がんの一つと言えるそうです。それは、単に患者数が少ないという問題だけでなく、軟部肉腫は全臓器に発生し全年齢に発症するため、我が国の臓器別診療体制などになじまないといった問題、50%以上の症例に効果が期待できる保険適用の薬剤がないという問題があるからです。そのようななか、2016年12月にがん対策基本法改正法が成立し、希少がん・難治がんについて、疾患本体の解明および革新的な予防・診断・治療法開発の促進が法律により定められ、2017年にわが国で初めて独立した診療科として、三田病院に「肉腫センター」が開設されました。患者様は日本全国からいらっしゃり、北京等海外の患者様も受け入れているそうです。

現在、がん組織から得られるゲノムデータを、がんの日常診療にリアルタイムで活用することが可能になりつつあるそうです。肉腫のゲノム情報を解析して、肉腫患者様お一人おひとりの予後を予測したり、また、治療法や有効な薬剤の選択に活用したりするため、肉腫センターに肉腫専門ゲノム外来が開設されました。希少がんである肉腫は患者数が少なく専門医師や研究者も少ないため、ゲノム情報解析が遅れています。そのため、肉腫専門ゲノム外来においてゲノム情報解析が急ピッチで行われているそうです。

肉腫は、医療の発達した現代でも治療の難しいがんであることがよく分かりました。そして三田病院肉腫センターの取り組みが肉腫治療の発展に貢献していくという期待を抱くことができました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。教えていただく体操は簡単でどこでもできるものですから、家族にも教えて皆で取り組みたいと思いました。

次回は9月16日(土)、血液内科 小林幸夫医師を講師に迎え、「血液内科のがん治療研究開発への貢献」のテーマで講演会を開催する予定です。

健康診断の血液検査で引っかかりました。だから「血液内科」へ行かなくてはなりませんか?

少し違います。血液検査は肝臓、腎臓、糖尿病といった多くの生活習慣病も見つかります。また、血液の病気は採血してみつかることも多いのですが、それだけでは分からないこともあります。特に、血液のがんは毎年血液検査を受けていても分からないことがあり、恐ろしい病気だと思われているかもしれません。

本セミナーでは、血液の病気を診断治療する血液内科では何ができるのかを紹介し、その治療研究、特に血液がんの治療法が他のさまざまながんに応用されるようになってきたことをお話したいと思います。

一部の血液がんは、飲み薬だけで確実に治るようになってきました。正しく恐れれば怖くはありません。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務企画課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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