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国際医療福祉大学 三田病院

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2017/09/12

第64回健康セミナー開催レポート

質問に答える石井医師

けんこう体操

7月15日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第64回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第64回健康セミナーでは、「首こりと腰痛の予防と解消法」というテーマで、整形外科・脊椎脊髄センター 石井賢医師が講演されました。

肩こり、首こり、腰痛は運動器の国民病としても知られていますが、さまざまな原因により生じます。その多くは筋肉の炎症に由来するそうですが、背骨の加齢変化や変形、神経の圧迫、内科疾患、精神的ストレスなどが原因のこともあり、適切な治療を要することも少なくないそうです。慢性的なこりや痛みは肉体的なダメージだけでなく精神的なストレスももたらし、生活の質を著しく低下させます。今回は、こういった放っておけないこりや痛みの原因や症状、予防・解消法、さらには治療法について教えていただきました。

まずは肩こり、首こりですが、これは頚椎症、頚椎椎間板ヘルニアなどに由来することがあるそうです。初期は肩こり、首こりに加えて、背部痛や腕から手指の痛みとしびれなどが生じます。進行期はボタンかけや書字困難、歩行障害、頻尿・便秘などの膀胱直腸障害が生じるそうです。このようになってくると、後遺症を残さないためにも手術療法が優先されることがあるそうです。予防・解消法は、天井や空を見上げない、重いものを持たない、入浴で温める、長時間同じ姿勢でいないといったことだそうです。次に腰痛は腰部脊柱管狭窄症、腰椎すべり症などに由来するそうです。初期は腰痛や脚の軽度の痛みやしびれなどの症状がありますが、しだいに間欠は行(一定の距離を歩くと足が強く痛みしびれて歩けなくなり、休息を取ると歩けるようになる)を生じるようになるそうです。このようになってくると、やはり手術が優先されることがあるそうです。予防・解消法は腰を冷やさない、重いものを持たない、中腰にならない、やや硬めの椅子やマットを使用するといったことが勧められるそうです。

このように進行性の症状がある場合、手術療法が考慮されますが、三田病院では最先端の最小侵襲(内視鏡)手術を多くの手術に取り入れているそうです。疑わしい症状があったら積極的に受診し、生活指導を守るとともに、症状が重くなってしまった場合は手術療法もあることが理解できました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は首こりを予防する体操を教えていただきました。教えていただいた体操を忘れずに普段の生活に取り入れ、首こりを予防していきたいと思いました。

次回は8月19日(土)、肉腫センター 高橋克仁医師を講師に迎え、「知っているようで知らない肉腫のお話‐見えてきた治療への手がかり‐」のテーマで講演会を開催する予定です。

肉腫は、古くは「愛と死を見つめて」(マコとミコの往復書簡、大和書房、河野實著、1963年)や「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」(祥伝社、井村和清著、1980年)の主人公の病気として、多くの涙を誘いました。現代の医学でも診療体制すら確立していないため、難治がんの「代名詞」と呼ばれています。

がん(肺がん、乳がん、大腸がん、胃がん、肝臓がんなど)が外部環境と接する細胞(上皮細胞)から発生するのに対して、筋肉や脂肪、血管、神経、骨組織などの体の内部にある細胞が悪性化したもので、患者数が癌の2%と少なく「希少がん」とも呼ばれています。

本セミナーでは、医療者と患者様・ご家族が一体となって進めてきた肉腫センター設立までの歩みから、症状など病気の一般的な知識、専門医による診断と治療、解析が進む最先端のゲノム医療まで、肉腫を「まるごと」お話します。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(人事総務課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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