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国際医療福祉大学 三田病院

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2017/12/28

第69回健康セミナー開催レポート

質問に答える田村医師

けんこう体操

12月16日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第69回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第69回健康セミナーでは、「あなたの「息切れ」の原因に迫ります!」というテーマで、心臓血管センター 田村雄一医師が講演されました。

はじめに、息切れの原因を教えていただきました。息切れとは必要な酸素の量と身体への供給量がマッチしない現象をいい、精神的なものを除けば息切れは相対的な酸素供給不足と説明できるそうです。そして酸素が身体に取り込まれていく過程を考えると、息切れは肺の病気・心臓の病気・血液の病気が考えられるそうです。したがって、今までよりも息切れを感じるようになったら、病院で心電図やレントゲンだけでなく、呼吸機能検査・心臓超音波検査・採血(赤血球)などで息切れを起こす原因の臓器・器官に問題がないかを調べることが重要だそうです。

最後に、病的な息切れの可能性がある症状を教えていただきました。それは、家事など前は簡単にできていたことができなくなった・公共の場などで歩いていてどんどん他人に抜かされる・ダイエットもしていないのに体重が減ってきた・むくみが朝になっても取れない・咳が数カ月続くなどです。息切れの悪化を自覚し、さらにこのような症状がある場合は病的な息切れの可能性があるそうで、医療機関に相談するといいそうです。息切れと聞くと気持ちの問題とされがちで、ついつい放置しがちです。今回、息切れの原因から検査の種類、さらに他にどのような症状があると注意が必要かなどを教えていただき、今後どのようにしたらいいか大変参考になりました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は心臓に負担をかけない運動を教えていただきました。決して無理をしてはいけませんが、身体を動かすことも大切で、上手にバランスを取ることが重要だそうです。教えていただいた体操は簡単なものですから、日常生活に取り入れていきたいと思いました。

次回は2018年1月13日(土)、耳鼻咽喉科 岡野光博医師を講師に迎え、「スギ・ヒノキ花粉症を考える:病気の成り立ちから予防・治療まで」のテーマで講演会を開催する予定です。

スギ花粉症はわが国で最も多い花粉症で、約4人に1人がこの花粉症を患っています。小児の花粉症も増加しています。最近ではスギ花粉の後に飛散するヒノキ花粉に対しても発症する患者様が多く、スギ・ヒノキ花粉症ともよばれます。

花粉症予防の第一は、花粉を吸わないことです。花粉を吸うことでIgE抗体が産生され、鼻の粘膜に炎症がおこり、過敏性(少しの刺激で反応すること)が高まり発症します。感冒で増悪するため、風邪対策も重要です。実際の治療としては、薬物療法、手術療法、免疫療法などがあります。症状の程度やご希望されるエンドポイント(治療目標)などをよく相談して、治療法を選択します。特に新しい治療法である舌下免疫療法は多くの患者様に有効で、なかには花粉症の季節にお薬を必要としない方もいます。

本セミナーでは、病気の成り立ちから予防・治療を含め、スギ・ヒノキ花粉症について皆様と考えたと思います。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務企画課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜〜土曜日(8:30〜17:30)

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