お知らせ

2018.02.28

第71回健康セミナー開催レポート

2月17日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第71回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第71回健康セミナーでは、「この出血・下腹部痛は心配ない?? ‐女性の不正出血や下腹部痛の原因とその治療‐」というテーマで、女性腫瘍センター・婦人科 進伸幸医師が講演されました。

昨今、女性を取り巻く様々な環境の変化から、不正出血や月経異常の原因が増加しているそうです。月経とは異なる出血や腹痛が起きた場合、婦人科受診が必要かどうか悩み不安になる方も多いと考えられますが、時期が月経か排卵の時期にあたり出血や腹痛の程度がひどい場合や、時期がそれら以外にあたる場合は婦人科を受診した方がいいそうです。その判断のためには、自分の月経パターンを平素から把握しておくこと、基礎体温を年に1~2ヵ月でもいいから測定し自分の卵巣機能を確認しておくことなどが大切であると教えていただきました。

出血や腹痛を生じる悪性疾患で代表的なものは子宮頸がんと子宮体がんだそうです。どちらも早期に発見できれば、妊孕能温存治療も選択でき、リンパ節を切除しない縮小手術で治療が十分な場合も多いそうです。閉経後・閉経前のいずれでも不正出血や下腹部痛が治療の必要な婦人科疾患の早期発見につながるそうで、婦人科外来を受診することが勧められるそうです。正しい判断のためには自分の身体の状態を把握しておくこと、そのうえで不安があれば婦人科を受診すればいいことが理解できました。

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は身体を引き締める体操をお教えていただきました。毎回違う体操を教えていただけるので、自分に合った体操をみつけられてとても楽しみです。家族や友人にも勧めてみたいと思いました。

次回は3月17日(土)、泌尿器科(尿路結石破砕治療センター) 荒川孝医師を講師に迎え、「“尿路結石”あなたならどうする? ?健康診断で尿路結石といわれたら-」のテーマで講演会を開催する予定です。

激しい痛みと血尿を伴うことが多い尿管結石という病名は広く知られるところで、皆さんも身近な方が泌尿器科外来や救急外来を受診したという話を耳にしたこともあるのではないでしょうか? 腎臓結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石などヒトの尿の通り道にできる結石をまとめて尿路結石と呼びます。尿路結石は様々な因子が関係する多因子疾患ですが、脂肪分、塩分、糖分の過剰摂取など食事の欧米化を背景に日本における尿路結石患者様は増加傾向にあります。尿路結石のほとんどは腎臓結石と尿管結石です。

しかし、腎臓結石といわれたらどうしましょう? 皆さんが受診する健康診断で超音波検査やCT検査を受けると、時に『腎臓に石灰化、結石があります』といわれることがあります。多くの腎臓結石は無症状ですが、症状がないからといって腎臓に悪影響がないわけではありません。今回の健康セミナーでは、この不安に対して分かりやくす解説する予定です。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務企画課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務企画課)
※受付時間 月曜~土曜日(8:30~17:30)

講演する進医師

けんこう体操

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