お知らせ

2019.07.30

第88回健康セミナー開催レポート

7月20日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第88回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

第88回健康セミナーでは、「認知症‐認知症をよく知り、認知症を予防しよう‐」というテーマで、リハビリテーション科 草野 修輔医師が講演されました。

講演を行う草野医師

認知症は介護が必要になった原因の第1位となっており、「一度正常に達した認知機能が後天的な脳の障害によって持続的に低下し、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態」と定義されます。認知症の危険因子は生活習慣因子(糖尿病、高血圧、脂質異常症、喫煙など)、老年症候群等因子(うつ傾向、転倒、不活動、対人交流の減少など)が挙げられるそうです。そして認知症を予防するには、運動、知的活動、社会活動、生活習慣病の予防改善、食生活の見直しなどが挙げられ、運動が大切な要素の一つとなっています。一方、介護が必要とならずできるだけ健康寿命を延ばすには生活習慣病・ロコモティブシンドローム(運動器症候群)・認知症・フレイル(高齢による虚弱)の予防が大切です。これらを予防する方法としていずれも運動療法が有効な手段となっています。特に、生活習慣病予防として歩行やジョギングなどの有酸素運動を、ロコモ予防として筋力トレーニング・バランス運動を行うことが大切だそうです。運動は大切であると分かっているつもりでしたが、認知症だけでなく健康寿命に悪影響を及ぼす可能性のある疾患を予防するために共通して必要な要素であることが分かり、大変勉強になりました。

けんこう体操

講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は上半身の運動と下半身の運動に分けて、それぞれ身体を伸ばしたり、筋力をつけたりする運動などを教えていただきました。運動が健康寿命を延ばすのにとても役立つことをおしえていただいた後ですので、いつもよりまして真剣に取り組むことができたように感じました。これまでに教えていただいた体操も思い出し、日常生活に積極的に体操を取り入れていきたいと思いました。

次回は8月24日(土)、消化器外科 板野 理医師を講師に迎え、『あなたが、がんといわれたとき‐外科専門医が話す、医師のホンネ‐』のテーマで講演会を開催する予定です。

さまざまな検査を経て「がん」と診断したとき、医師はどのように考えて患者様やご家族に説明しているのでしょうか。強調して伝えること、あえて伝えないこと…説明の裏には、医師のこんなホンネが隠れています。
ご自身やご家族、周りの人が「がん」になったときに知っておくと役立つ情報をお話しします。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務課)
※受付時間 月曜~土曜日(8:30~17:30)

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