お知らせ

2019.09.25

第90回健康セミナー開催レポート

9月14日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第90回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

質問に丁寧に答える船尾医師

第90回健康セミナーでは、「首や腰の痛みとしびれの正体」というテーマで、脊椎脊髄センター 船尾陽生医師が講演されました。
首や腰など背骨(せぼね)に由来する症状はとても多く、厚生労働省の国民生活調査では国民が自覚する症状の第1位と第2位は、男女とも肩こりや腰痛と報告されています。背骨には身体を支える働きの他、神経を保護する働きもあます。そのため背骨の変形や神経の圧迫を生じると、日常生活に影響することがあります。また、首や腰の痛みは内科、眼科、耳鼻咽喉科、婦人科、泌尿器科疾患や精神的ストレスなどが原因となることもあり注意が必要だそうです。頚椎(背骨の首部分)の疾患としては頚椎椎間板ヘルニア、頸椎症、頚椎後縦靭帯骨化症などがあり、上肢へつながる神経の障害(神経根障害)、あるいは下肢へつながる神経の障害(脊髄神経障害)などが生じます。進行してくると巧緻運動障害(箸やボタンをうまく使えなくなる)、歩行障害、トイレが近くなるといった膀胱直腸障害が見られるようになります。腰椎(背骨の腰部分)の疾患としては腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎変性すべり症、腰椎分離(すべり)症、骨粗鬆症、圧迫骨折、側弯症などがあります。進行すると下肢の脱力(足首の動きが弱くなりつま先が引っかかる)、頚椎の疾患と同様膀胱直腸障害が生じます。どちらも大切なことは、問診では自身の症状をそのまま医師に伝えることだそうです。その症状のなかに診断につながるヒントがたくさん含まれているそうです。また、治療としてはどちらも生活指導・保存療法がありますが、生活に支障が出るほどの痛みがある場合などは手術療法が選択されます。三田病院の脊椎脊髄センターでは手術が必要な場合でも患者様への負担を軽減するため最先端の最小侵襲(内視鏡)手術を取り入れているそうで、該当する症状があれば受診したいと思いました。
講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は腰痛予防体操を教えていただきました。立った状態で椅子を使う体操もありましたが、身体の状態に合わせ無理のない範囲で続けることが大切だそうです。長時間座り続けたときなど、気分転換を兼ねて教えていただいた体操に取り組んでみようと思いました。

けんこう体操

次回は10月12日(土)、心臓血管センター 岩澤仁医師を講師に迎え、『動悸~心配なもの・治療が必要なもの、薬物療法からカテーテルアブレーションまで~』のテーマで講演会を開催する予定です。
循環器外来には動悸を訴える患者様がたくさんいらっしゃいます。動悸といっても訴える症状はどきどきする、ちくちくする、息切れがする、脈が飛ぶ、脈がばらばらなど一様ではありません。
本セミナーではどのような症状のとき病院を受診すればよいのか、治療を要する動悸はどのようなものなのかを概説し、治療法としての薬物療法、カテーテルアブレーションを紹介、解説いたします。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務課)
※受付時間 月曜~土曜日(8:30~17:30)

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