お知らせ

2019.11.18

第91回健康セミナー開催レポート

11月9日(土)、三田病院最上階(11F)の三田ホールで第90回健康セミナーを開催いたしました。健康セミナーは、一般の方を対象に毎月1回定期開催する公開講座で、気になる疾患の予防や治療について、当院の専門医たちがわかりやすく解説します。

質問に丁寧に答える岩澤医師

第91回健康セミナーでは、「動悸~心配なもの・治療が必要なもの、薬物療法からカテーテルアブレーションまで~」というテーマで、心臓血管センター(循環器内科) 岩澤仁医師が講演されました。
動悸は心臓での電気信号の伝わり方に異常が見られるもので不整脈ともいわれます。不整脈の中でも心房細動といわれるものは心不全、脳梗塞を起こす可能性があり、命に関わります。心房細動の治療法としては薬物療法がありますが、これは投薬の継続が必要で、副作用を伴う非根治療法です。一方、カテーテルアブレーションは特殊な技術が必要な治療法で、かつてはごく一部の施設で行われているに過ぎませんでした。しかし近年、3Dマッピングシステムの導入により技術の一般化に成功し安全に行われるようになったことから、心房細動に対するカテーテルアブレーションの件数は増加の一途をたどっているそうです。三田病院でも、放射線技師・看護師・臨床工学技士らからなるチームの体制を整え、より安全で、成功率の高いカテーテルアブレーションを実践しているそうです。必要な入院も3泊4日とのことで、心房細動を疑うようなことがあれば受診を考えたいと思いました。
講演後はリハビリテーション室スタッフによるけんこう体操が行われました。今回は心臓に負担をかけない運動を教えていただきました。まずは身体を伸ばす体操を、その後筋力をつける運動を行いました。セミナーの聴講後なので身体を伸ばすとすっきりしました。また、筋力をつける体操は取り組みやすいものを教えていただきましたので、日常生活に取り入れて続けていきたいと思いました。

けんこう体操

次回は12月14日(土)、耳鼻咽喉科 高橋優宏医師を講師に迎え、『難聴と認知症~聴力低下への対処法~』のテーマで講演会を開催する予定です。
年齢に伴い生じてくる加齢性難聴は、本人に自覚がない場合も含めると65歳以上では45%に及んでいます。また、難聴のある高齢者は難聴でない高齢者と比較すると認知症になるリスクが高くなるという事実も一般的に知られるようになってきました。
難聴は他者から気付かれにくく、また本人の自覚症状が乏しいこともしばしばみられるため、定期的な健診が必要です。そして聴力低下が確認される場合には認知症のリスクも考慮し、聴力像に応じた対処を行ないます。今回のセミナーでは、難聴の一般的な知識、難聴と認知症についての最新情報、また聴力低下への対処法についてご紹介します。

どなたでもご参加いただけますので、ぜひお申し込みください。

◎お申し込みは、三田病院健康セミナーのお申込みフォームから、またはお電話でお願いいたします。
お電話でのお申し込みは、総務課までお願いいたします。

TEL 03-3451-8123(総務課)
※受付時間 月曜~土曜日(8:30~17:30)

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