2022.02.02
当院で第3回心臓大血管ライブ手術シンポジウムを実施しました
1月15日Asian Cardio-aortic Live-surgery Conference (ACLC )主催の「第3回心臓大血管ライブ手術シンポジウム」が当院の三田ホールにて開催されました。
今回は、成人手術症例２例、小児手術症例１例、ビデオライブ１例での開催となり、成人手術症例２例のうちのひとつとして、当院 心臓外科部長の高梨秀一郎教授が、「自己弁温存大動脈基部再建術」を執刀し、会場と手術室をつなぐライブ中継のなか手術を実施しました。
ACLCのVice chairmanでもある高梨教授は、「手技の臨場感、執刀医の思考をその場で共有できるのはライブ手術ならではで、たいへん教育効果が高いものです。コロナ禍で開催が危ぶまれましたが、皆様のご協力のおかげで安全に開催することができました。感謝申し上げます」と述べられました。
※ACLCは、ライブ手術を通じて心臓大血管外科手術手技をアジア諸国の次世代を担う循環器内科医、心臓外科医、麻酔科医、コメディカルその他の医療従事者と幅広い知識及び高度な技術を議論・共有することでより安定した手術手技、より低リスクの手術手技を達成することを目的として発足しました。
