大門 雅夫

循環器内科
大門 雅夫

DAIMON Masao

正しい治療を行うためには正確な診断が不可欠。最適な医療を提供するため常に最新の医学を学び続けています

専門・得意とする疾患・治療

循環器内科における診断法や治療手技を広く学びましたが、中でも心エコー図を中心とした診断学を専門としています。心エコー図は心疾患の診断で必ず行う検査です。正しい治療を行うためには、まず心エコー図による正確な診断が不可欠です。
ほかに、心不全や弁膜症の治療にも多くの経験を有します。これまで、米国クリーブランドクリニックや千葉大学、順天堂大学、東京大学など国内外の一流施設で多くのことを学び、経験を積んできました。

この分野に進んだきっかけ

国際医療福祉大学三田病院 循環器内科 大門 雅夫医師

人の役に立つことに生きがいを感じ、医師の道を志しました。中でも、心臓病は的確に診断して適切な治療を行うことで、多くの患者様を救うことができます。逆に、どんなに優れた治療法があっても、最初の診断を間違えてしまえば悪い方向にいってしまいかねません。特に急速に病態の悪化することのある心臓病では、聴診など身体所見や画像診断で迅速かつ適切に診断することが重要です。
一方で、心臓病には学んだことをすぐに臨床に生かすことができるという面白さもあります。循環器診断学は理論的に整理されていますが、特に心エコー図は解剖学的な異常に加えて血行動態まで視覚的に評価することが可能であり、興味深いと感じました。自分の診断で適切な薬物治療や外科治療を行って患者様が元気になるのをみると、非常にやりがいを感じます。

医師として大切にしていること、モットーなど

まずは、患者様に元気になっていただくとともに、幸せな人生を送っていただくことです。そのため、患者様の仕事などライフスタイル、ご希望などをよく聞いて、それに沿った最適な治療方針を提案できるよう心がけています。そのためにも、最新の医学を学び、適切な診断と病態把握を行うことは欠かせません。どんな小さなことでも見落とさないように、丁寧な診療を心がけています。診断法、薬などの治療法はどんどん進歩しています。常に知識をキャッチアップし、その時点で最良の医療を行えるように日々努力を続けています。

今後取り組みたいこと、
めざしたいこと

最新の診断・治療法を常に学び続ける循環器内科 大門 雅夫医師

薬物治療や外科治療の進歩に加え、AIの利用や通信機能を用いた遠隔医療、遺伝子診断の進歩は著しいです。在宅や遠隔地の患者様の超音波をリアルタイムで診断するなど、医療の地域差をなくすような環境づくりにも努めていきたいと考えています。現在のスキルに満足することなく、こうした最新の診断・治療法を常に学び続けて、患者様に最適な医療を提供できるように努めたいです。

メッセージ

健診で異常を指摘されたり、何か気になる症状がある場合は、お気軽にご相談いただければと思います。また、これまでの経験で全国に幅広いネットワークを持っておりますので、必要に応じてそれらの医療機関を紹介することも可能です。どうぞ安心しておかかりください。今後も患者様が、元気で、幸せな人生を送れるようお手伝いできればと願っております。

医師のご紹介

循環器内科
合屋 雅彦
循環器内科
大門 雅夫
心臓外科
高梨 秀一郎
循環器内科
田村 雄一

診療科

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専攻医研修を受けられる方・
若手医師の方へ

国際医療福祉大学三田病院では、専攻医(卒後3年目)以降から学位(医学博士)取得をめざしつつ、都心部で臨床経験を積むことができます。
また、専攻医取得後に通常勤務・診療をしながら学位取得をめざすことも可能です。