秋田 雅史

心臓外科
秋田 雅史

AKITA Masafumi

オーダーメイド治療で患者様が元気になれることをめざします

専門・得意とする疾患・治療

内視鏡下冠動脈バイパス術、心拍動下冠動脈バイパス術、冠動脈内膜摘除術、冠動脈ステント抜去術、内視鏡下血管採取術、内視鏡下弁形成術・置換術、弓部置換術、胸部大動脈瘤オープンステント挿入術、大動脈解離手術、胸腹部大動脈瘤手術、胸部・腹部ステントグラフト挿入術心大血管手術全般、開心術 術者としての実績3,000件以上

この分野に進んだきっかけ

国際医療福祉大学三田病院 心臓外科 秋田 雅史医師

医学部に進学し、医師の道に進んだ理由は、私が医師になることで誰か1人の命でも助けることができたら、私がこの世に生まれてきた意味があると考えたためです。
防衛医科大学校は受験費用も学費もかからないので、兄妹が多かった私は家計に配慮し、そちらに進学しました。防衛医科大学校を卒業後、海上自衛隊に入隊しました。義務年限の間は一般外科で修業し、外科医として必要な手技や知識を身に付けました。外科医として10年ほど経過し自分の専門性を考えたときに、心臓血管外科を検討し取り組むことにしました。一般外科である程度修業を積んでいたおかげで、手技については問題なく取り組むことができました。ただ、医局に所属したことがなく、心臓血管外科独特の手技や考え方などを教えてくれる場所がなかったため、さまざまな病院に見学に行ったり海外に行ったりして知識を深めていきました。
30代で心臓血管外科部長となり、さまざまな場所で修練を積み現在に至っています。

医師として大切にしていること、モットーなど

EBMに基づいた低侵襲手術を行っている心臓外科 秋田 雅史医師

「患者様を元気にすること」をモットーとしています。
皆様は不安な気持ちで入院されてきますので、なるべくコミュニケーションをとりながら病状説明などを丁寧に行うなど、それぞれの患者様に対してオーダーメイド治療を行っています。
手術に関しては、EBM(根拠に基づく医療)に基づき、できる限りの低侵襲をめざして行っていきます。
「この先生のところで手術してよかった」と思っていただけるようにしていきます。

今後取り組みたいこと、
めざしたいこと

診察や手術の傍ら後進の育成にも日々力を注ぐ秋田 雅史医師

心臓血管外科は、他の外科系の診療科と比較してまだまだ術者の技量によるところが多い診療科になります。
つまりそれは、手術の結果が術者の技量に左右されるということです。そのため自分の持つ技術の伝承こそ今後の医療技術の継続にとって重要であり後進の育成を積極的に行うことが大切であると考えています。
また、技量による差をなくすためのデバイスの開発などにも取り組んでいきたいと考えています。

メッセージ

手術をすすめられるということは、手術を行えばよい予後が見込まれるということです。
手術をすべきかどうかということはガイドラインにのっとり、心臓血管センターチームとして相談した結果です。手術をすることをむやみに恐れることなく、今後よりよい生活が見込めるよう前に進んでいただければと思います。
そのために、私も全力を尽くしていきたいと考えています。

医師のご紹介

循環器内科 
合屋 雅彦
循環器内科 
大門 雅夫
心臓外科 
秋田 雅史
血管外科 
重松 邦広
循環器内科 
田村 雄一

診療科

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専攻医研修を受けられる方・
若手医師の方へ

国際医療福祉大学三田病院では、専攻医(卒後3年目)以降から学位(医学博士)取得をめざしつつ、都心部で臨床経験を積むことができます。
また、専攻医取得後に通常勤務・診療をしながら学位取得をめざすことも可能です。