医師案内

耳鼻咽喉科(聴覚・人工内耳センター)

岩崎 聡

岩崎 聡(いわさき・さとし)

IWASAKI Satoshi

聴覚・人工内耳センター長
国際医療福祉大学 医学部教授

耳鼻咽喉科<耳科学、耳科手術、聴覚医学、人工聴覚(中耳・内耳)、遺伝性難聴>

三重大学卒、医学博士
信州大学客員教授、前信州大学医学部人工聴覚器学講座教授、元浜松医科大学耳鼻咽喉科講師、元愛知医科大学耳鼻咽喉科教授、米国ハウス耳科学研究所留学
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、日本人類遺伝学会認定指導医・臨床遺伝専門医、日本耳科学会認定耳科手術暫定指導医

さまざまな原因によって発症する難聴に関して、外耳道狭窄・閉鎖症に対しては外耳道形成術、中耳炎に対しては鼓室形成術、アブミ骨固着症に対してはアブミ骨手術、また両側重度感音難聴に対しては人工内耳手術があり、これらの手術を専門に行っている。さらに、既存の手術方法では治らないさまざまな難聴に対しては、先端医療である人工聴覚手術(人工中耳、埋め込み型骨導補聴器、残存聴力活用型人工内耳)の普及に尽力している。難聴発症のメカニズムについて基礎的研究を行ってきた経験を生かし、事実に基づいたさまざまな治療法を呈示し、患者様と相談しながら進めていくことを心がけている。また、臨床遺伝専門医の立場で、これまで原因不明とされてきた難聴の原因を遺伝子解析により診断し、より詳細な情報提供をしていきたいと考えている。

高橋 優宏

高橋 優宏(たかはし・まさひろ)

TAKAHASHI Masahiro

国際医療福祉大学 医学部准教授

耳鼻咽喉科〈耳科学(人工内耳手術、中耳手術)、聴覚医学(小児難聴、難聴遺伝子)〉

横浜市立大学卒、医学博士
横浜市立大学客員准教授
前横浜市立大学医学部講師、前横浜市立大学附属病院耳鼻咽喉科部長補佐
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門研修指導医・耳鼻咽喉科専門医、日本人類遺伝学会認定臨床遺伝専門医、日本耳科学会認定耳科手術暫定指導医、補聴器適合判定医師、補聴器相談医、緩和ケア研修修了

小児から高齢者まで幅広く難聴の患者様を診察しており、鼓室形成術、アブミ骨手術、人工内耳埋め込み術、人工中耳埋め込み術を専門にしている。特に、小児の先天性難聴患者様に対しては、臨床遺伝専門医としてご家族に寄り添って診療に臨むことを心がけている。また、難聴児の療育施設(ろう特別支援学校、療育センター等)と密に連携し、医療的なアドバイスを行っている。

古舘 佐起子

古舘 佐起子(ふるたて・さきこ)

FURUTATE Sakiko

国際医療福祉大学 医学部講師

耳鼻咽喉科(小児難聴)

信州大学卒、医学博士
前諏訪赤十字病院、元信州大学医学部附属病院、元相澤病院
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、日本めまい平衡医学会認定めまい相談医、厚生労働省認定補聴器適合判定医、緩和ケア研修修了

耳鼻咽喉科全般の診断・治療を担当している。患者様の言葉に丁寧に耳を傾け、患者様が安心して医療を受けられるような診療を心がけている。

岡 晋一郎

岡 晋一郎(おか・しんいちろう)

OKA Shinichiro

国際医療福祉大学 医学部助教

耳鼻咽喉科(耳鼻咽喉科全般)

信州大学卒、医学博士
前相澤病院耳鼻咽喉科、元信州大学医学部附属病院耳鼻咽喉科、元信州上田医療センター、元長野松代総合病院耳鼻咽喉科
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定耳鼻咽喉科専門医、緩和ケア研修修了

小山田 匠吾

小山田 匠吾(おやまだ・しょうご)

OYAMADA Shogo

国際医療福祉大学 病院助教

耳鼻咽喉科

大分大学卒
前国際医療福祉大学病院耳鼻咽喉科
緩和ケア研修修了

宇佐美 真一

宇佐美 真一(うさみ・しんいち)

USAMI Shinichi

非常勤

耳鼻咽喉科<難聴の診断(難聴の遺伝子診断)、難聴の治療(人工内耳、人工中耳)>

弘前大学卒、医学博士
信州大学医学部耳鼻咽喉科教授、東海大学客員教授、横浜市立大学客員教授、弘前大学非常勤講師
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定専門研修指導医・耳鼻咽喉科専門医・補聴器相談医、臨床遺伝指導医・専門医

難聴の遺伝子診断は、正確な診断、難聴の予後の予測、適切な治療法の選択、難聴の予防に必須であり、また近年、人工内耳をはじめ人工聴覚器の進歩には目を見張るものがある。当院における診療では、難聴の遺伝子診断に基づく最適な治療をご提案し、患者様にはどんなことでもお気軽にご相談いただきたいと考えている。

渡邊 雄介

渡邊 雄介(わたなべ・ゆうすけ)

WATANABE Yusuke

非常勤
国際医療福祉大学 医学部教授

耳鼻咽喉科:音声言語医学、音声外科(特に職業歌手の音声障害に対する外科的治療)、音声治療、言語聴覚士、学生教育、音楽学生教育

神戸大学卒
山王メディカルセンター副院長、国際医療福祉大学東京ボイスセンター長、山形大学医学部臨床教授、東北大学医学部非常勤講師、岐阜大学医学部非常勤講師、東京大学医科学研究所附属病院非常勤講師、前国際医療福祉大学三田病院耳鼻咽喉科部長
日本耳鼻咽喉科頭頸部外科学会認定指導医・耳鼻咽喉科専門医、日本気管食道科学会認定気管食道科専門医、日本音声言語医学会認定音声言語認定医

耳鼻咽喉科学の中でも音声言語医学を専門とする。声帯にできものができる声帯ポリーブや声帯結節から、声帯の形に異常を認めないにもかかわらず音声障害になる機能性音声障害といわれる病気まで、あらゆる声の障害に対して手術および切らずに治す音声治療までを駆使した幅広い診療を行っている。かかりつけにしている音楽家も多く、プロに起こる音声障害の特殊性をよく理解し、芸術的なセンスも加えてよいパフォーマンスができるように努めている。また、がんやその治療により起こる声帯麻痺(反回神経麻痺)などの音声障害や、飲み込みの障害(嚥下障害)に対しても外科治療やリハビリテーションを行う、音声のエキスパートである。