診療科のご案内

看護外来は、専門的な知識・技術を持った専門看護師、認定看護師らが、患者様の身体的な苦痛、患者様やご家族の抱えるさまざまなお悩みや不安など、療養生活上の相談をお受けし、多様なニーズに対応するための外来です。医師には相談しにくいことなどもお気軽にお話しください。

看護外来は、通常の医師による外来を受診した後、医師の指示に基づき、看護師が患者様の日常生活、治療・療養について、生活全般のケアや指導、相談、情報提供などを行っています。

がん看護外来

がん看護外来は、がん看護専門看護師・がん性疼痛看護認定看護師 とがん化学療法看護認定看護師 が担当しています。

このような悩みはありませんか？

• がんと診断されて混乱している
• 気持ちのつらさを誰に相談したらよいかわからない
• 今後の治療についてイメージできない。もう少し詳しく知りたい
• 治療しながらどのように仕事や生活をしていけばよいかわからない
• がんの治療をするうえで困っていることがある
• 治療の副作用が心配で乗り越えられるか不安
• 痛み等のつらい症状があり、困っている
• 緩和ケアについて知りたい　　　など

がん看護外来では、当院へ通院・入院中のがん患者様を対象に、治療や療養生活での不安や悩みについてお話しを伺い、解決の糸口をみつけられるようにサポートしていきます。

※料金は保険診療内となります。

糖尿病看護外来

糖尿病看護認定看護師 が担当しています。

このような悩みはありませんか？

• 食事や運動を頑張っているのに血糖が下がらない
• 検査データの見方がわからない
• インスリン注射や血糖測定がうまくいかない
• 糖尿病治療がつらい、がんばれない
• 足の爪が自分で切れない

糖尿病は慢性疾患であり、患者様自身によるセルフケアがとても重要です。糖尿病と長く付き合っていくなかで、ときには療養生活がうまくいかないこともあると思います。治療で困っていることや、悩んでいることがありましたらご相談ください。糖尿病と付き合いながらより良い人生を過ごせるようにサポートさせていただきます。

処置が必要な時は、主治医に相談のうえ、適切な診療科をご紹介いたします。

※インスリンやGLP-1（インスリンの分泌を促す作用）の注射を打っている患者様は保険診療内となります。

フットケアについて

糖尿病の患者様は、糖尿病神経障害による感覚低下や網膜症による視力低下から傷の発見が遅れてしまい、小さな傷が足潰瘍になってしまうことがあります。足潰瘍を発症させないために予防的フットケアが重要です。
糖尿病看護外来では、肥厚した爪や巻き爪など、ご自身で切ることができない爪の爪切り、足のセルフケア指導を行っています。　

※足壊疽の既往がある方、糖尿病神経障害がある方は保険診療内となります。

透析予防指導について

透析導入原因の第一位は糖尿病です。腎臓は機能が低下してもほとんど症状がなく、また一度失われた機能を取り戻すことは難しいと言われています。そのため早期からご自身の腎臓の状態を理解して、病期に合わせた自己管理をすることが大切になります。検査データや生活するうえで注意することなどを説明します。

※腎症2期以上、HｂA1c6.5%以上の方が対象になります

看護外来の場所

2023年4月より看護外来を外来2階10番 診察室３にて（受付は2階9番です）開設しました。

ご予約について

看護外来は予約制です。ご予約は、主治医または看護師にお申し出いただくか、外来2階９番受付窓口またはお電話にてご予約を承ります。

がん看護外来

• がん看護専門看護師・がん性疼痛看護認定看護師（藤咲）
  月曜日、木曜日午前中 30分程度
• がん化学療法看護認定看護師（村上）
  月～金曜日　30分程度

糖尿病看護外来

• 糖尿病看護認定看護師（石山）
  月～金曜日　30分程度

※土曜日応相談