頭頸部腫瘍センター
頭頸部腫瘍センターでは、頭頸部がん、頭頸部腫瘍、耳下腺腫瘍、副咽頭腫瘍、甲状腺腫瘍を専門に診療しています。同じ病気であっても一律に標準的な治療をおすすめするのではなく、患者様お一人おひとりに適した治療法を、患者様との対話を通じてご提案します。
がん治療後のQOL(生活の質)は、治癒率と同等に重要です。さまざまな領域の専門医が協力して一人の患者様を診る「集学的治療」により、根治性を損なうことなくQOLの低下を最小限にとどめるよう努めています。頭頸部外科医が中心となり、形成外科医、口腔外科医、耳鼻咽喉科音声外科医、放射線治療医、脳神経外科医、内科医、精神科医など各種専門分野の有機的な協力関係のもとで、良質かつ高度な医療を実現しています。
また、当センターには、専属のがん専門看護師、言語聴覚士、理学療法士、作業療法士、管理栄養士、薬剤師、ソーシャルワーカーを配置しています。入院中はもとより、退院後から社会復帰まで、それぞれの専門職による「チーム医療・チームケア」を実現、術後のリハビリテーションを強化しているのも特長です。頭頸部がんの治療は、音声や言語、そしゃく機能に影響を及ぼします。治療に伴う障害・後遺症を最小限に抑え、早期退院、早期社会復帰を促進させるため、高水準の集学的医療に加え、治療の一環として専門家による治療後の機能回復訓練(そしゃく、嚥下、音声、言語、理学療法、作業療法)を組み入れています。
対象疾患
頭頸部がん・咽頭がん・喉頭がん・舌がん・上顎がん・耳下腺がん・甲状腺腫瘍などの診断と治療
手術実績
診療科 | 術式 | 2023年度 | |
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頭頸部腫瘍 センター |
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頭蓋底手術 | 内視鏡下頭蓋底手術 | 0 | 口腔がん(舌がん・口腔底がん・頬粘膜がんなど) | 44 |
鼻副鼻腔がん | 上顎部分切除術 | 5 | |
中咽頭がん (扁桃がん、舌根がんなど) | 8 | ||
下咽頭がん | 咽頭喉頭全摘術 | 7 | |
喉頭がん | 喉頭全摘術 | 6 | |
経口的喉頭・下咽頭・中咽頭悪性腫瘍手術 | 33 | ||
唾液腺 | 耳下腺がん | 8 | |
耳下腺良性浅葉切除 | 29 | ||
耳下腺良性全摘 | 2 | ||
顎下腺癌 | 3 | ||
顎下腺良性腫瘍 | 7 | ||
甲状腺 | 甲状腺がん片葉切除 | 5 | |
甲状腺がん全摘 | 2 | ||
良性疾患 | 5 | ||
頸部郭清術(単独、併施を含む術側総数) | 94 | ||
微小血管吻合術による遊離皮弁移植再建術 | 52 | ||
有茎皮弁による再建術 | 2 | ||
副咽頭間隙腫瘍摘出術 | 4 | ||
選択的動注用カテーテル留置術 | 9 | ||
アルミノックス(Alluminox)治療(光免疫療法) | 5 | ||
その他の手術(気管切開、生検術など) | 81 | ||
計 | 411 |
外来医師担当表
曜日 | 午前 | 午後 |
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月 | 多田 雄一郎<唾液腺腫瘍外来> 増淵 達夫(第2・4週) 交替制 |
多田 雄一郎<唾液腺腫瘍外来> 増淵 達夫(第2・4週) |
火 | (手術) | 交替制 (手術) |
水 | 山﨑 森里生 | 山﨑 森里生 |
木 | (手術) | 多田 雄一郎<唾液腺腫瘍外来> 交替制 (手術) |
金 | 多田 雄一郎<唾液腺腫瘍外来> 増淵 達夫 |
多田 雄一郎<唾液腺腫瘍外来> 増淵 達夫 |
土 | 多田 雄一郎 増淵 達夫 櫛橋 幸民(第2・4週) 山内 麻由(第2週) 交替制 |
増淵 達夫 櫛橋 幸民 山内 麻由(第2週) 交替制 |
【特記事項】
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ご予約・お問い合わせ
電話03‐3451‐8121(代表)
※13:00~17:00の間にお願いします。