女性腫瘍センター・婦人科
臨床研究
子宮頸がん検診における、受診者の検診間隔記憶の妥当性の検討
詳しくは『子宮頸がん検診における、受診者の検診間隔記憶の妥当性の検討 』をご覧ください。
当院にて腹腔鏡下手術を施行した症例の治療成績に関する後方視的検討
詳しくは『当院にて腹腔鏡下手術を施行した症例の治療成績に関する後方視的検討 』をご覧ください。
子宮頸部組織診および細胞診の診断能評価と精度向上への対応についての研究
詳しくは『子宮頸部組織診および細胞診の診断能評価と精度向上への対応についての研究 』をご覧ください。
婦人科腹腔鏡手術におけるLOCK ARM F-Xの有用性に関する検討
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卵巣境界悪性腫瘍が疑われる卵巣腫瘍に対する腹腔鏡手術の安全性とfeasibilityに関する検討
卵巣境界悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術の可否について、現時点では世界的に一定の見解が示されていません。術前検査で境界悪性腫瘍が疑われ開腹手術を施行し結果的に良性腫瘍となる症例や、進行期IA期など予後良好な卵巣境界悪性腫瘍に対して、体への負担が少ない腹腔鏡手術を施行することは患者様にとってメリットが高いと考えられます。
本研究では卵巣境界悪性腫瘍に対する腹腔鏡手術の安全性と有用性について検証することを目的としています。
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000050082
早期子宮がんにおけるセンチネルリンパ節を指標とした低侵襲手術の有用性の検討
センチネルリンパ節とは癌細胞が原発巣からリンパ管を通って最初に転移するリンパ節で、そこに転移を認めない場合は他のリンパ節には転移はなく、リンパ節郭清を省略できるという考えです.
本研究では早期子宮頸がんおよび早期子宮体がんの患者様を対象とし、センチネルリンパ節を指標としリンパ節郭清範囲を同定することによる手術の低侵襲化の有用性と安全性について検証することを目的としています。
https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000051975
子宮体癌/子宮内膜異型増殖症に対する妊孕性温存治療後の子宮内再発に対する反復高用量黄体ホルモン療法に関する第II相試験(多施設共同研究)
現在、初期の子宮体癌でかつ妊孕性温存を希望される方に限って、高用量黄体ホルモン療法という治療が選択できますが、約 3 割~6 割程度の患者様が再発している状況です。
本研究では子宮内膜異型増殖症または子宮体癌 IA 期と診断され、高用量黄体ホルモン療法を施行後に再発された患者様に対する高用量黄体ホルモン療法の再投与の安全性と有用性について検討することを目的としています。
https://jrct.niph.go.jp/latest-detail/jRCTs031200256
卵巣摘出術または自然閉経による骨代謝異常に関する検討
骨の成長に必要な女性ホルモンのエストロゲン分泌が低下する自然閉経や閉経前の卵巣摘出による外科的閉経などでは、骨密度が減少すると言われています。その一方で、婦人科領域では骨粗鬆症の予防治療を開始するタイミングや適切な薬剤選択について十分な情報が得られていない状況です。
本研究では閉経後の骨密度や骨代謝マーカーなどを評価すること、骨代謝異常を認めた場合にホルモン補充療法や骨粗鬆症治療薬を用いることによる治療効果を調査し、適切な治療薬の選択や治療開始時期を検証することを目的としています。