薬剤部
先輩の声
注射センターの責任者として、日々、業務に励んでいます
出身大学:国際医療福祉大学
私は注射センターの責任者を務めており、主に調剤・監査や抗癌剤の調製等を担っています。
注射剤は、投与速度や投与量等の調剤過誤が患者様に不利益を与えかねません。安全に治療を行うためには細心の注意が必要で、とても責任のある業務です。病棟業務と比べ、患者様と直接関わる機会は少なくはなりますが、陰ながら治療に貢献しております。
また、外来化学療法室で服薬指導も行っており、外来で抗癌剤治療を行う患者様に対し、副作用等を説明しています。抗癌剤というと副作用が強いという印象があり、不安に感じてしまう患者様が多くいます。薬剤師が介入することで、副作用軽減の一助になり、患者様に安心して治療を行って頂くため、日々、業務に励んでいます。
国際医療福祉大学大学院 薬学研究科博士課程を修了しました
出身大学:国際医療福祉大学卒、同大学院 薬学研究科 博士課程 修了
私は今年の春に、国際医療福祉大学大学院 薬学研究科 博士課程を修了しました。授業は業務後でも出席可能な6、7限または土曜日であり、e-ラーニングを活用することで社会人でも充分に履修可能なカリキュラムとなっています。病院業務と大学院の授業・研究の両立は大変でしたが、職場の理解や先生方の手厚いご指導のおかげで、充実した4年間を過ごすことができました。学会での研究発表や論文の執筆等、大学院在学中に得た知識や経験を今後の業務に活かし、さらなる医療の発展に貢献していきたいと思います。
業務の垣根を越えて総合的な知識が身につけられます
出身大学:城西大学
私は入職3年目で、調剤室に所属しています。調剤室では、外来・入院患者の内服・外用薬の調剤に加え、術前中止薬の確認業務を実施しています。また、抗がん剤や麻薬を適正に使用するために、服薬指導も担当しています。
当院では、薬剤部で全診療科の外来処方箋を調剤しています。そのため、非常に多忙な毎日ですが、服薬指導のスキルや臨床における病態・薬物治療について、総合的な知識が修得できます。そのためには当然ながら、能動的な姿勢を身につけることが必要ですが、業務上、解決すべき課題が多いのが実情です。しかし、気軽に相談できる先輩方や同期の存在に助けられ、日々の業務に従事しています。
調剤室で得た知識と経験をチーム医療に還元するとともに、認定取得に向けての礎として、臨床研究にも触れていきたいと考えています。
薬剤師3年目、認定取得を目標に日々研鑽しています
出身大学:星薬科大学
私は、薬剤師3年目で、これまでに注射・化学療法関連業務に従事してきました。現在は、調剤室に所属し、認定取得に向けて研鑽を重ねています。今後は、薬剤師としてのキャリアアップと共に、良質な医療を提供できるように尽力したいと考えています。
当院は、がん専門薬剤師研修施設に認定されており、様々ながん種の治療に関与できることが特徴です。そのため、薬物治療の幅広い知識修得が必須ですが、勉強会への参加・先輩薬剤師からのアドバイスによって知識を深め、服薬指導等の業務レベルの向上に努めています。また、各職種の専門性を活かして、生活指導は看護師へ、副作用管理は薬剤師へ、と相互に依頼を行うなど、多職種連携が実践できることから、医療従事者としての責任感、モチベーションの向上に繋がっています。